
第七回はちょっと地味にペンキ缶だけ
こういう小物って意外と重要。手を抜きたいところなんだけどヤメとけと、色塗りの神様がささやくんだよね。イラストをじっくり眺められたときにボロがでるのはこういう部分だよね。てことでコツとかないから。しいて言うなら「腹くくれ」ってことかな?所詮小物なんだから真剣にとりくんでもそんな時間かかんないでしょ?
じゃ、早速レイヤー構成ね。

各レイヤーの設定は以下のとおり
- 色005(缶の内側)
- 色004(ハケの汚れ)
- 色003
- R:191/G:190/B:159
- 描画モード:乗算
- 色002
- (黄)R:223/G:175/B:38
- (ハケ&缶)R:198/G:184/B:155
- 描画モード:乗算
- 色001
- (黄)R:238/G:194.B:73
- (紫)R:208/G:27/B:89
- (ハケ)R:38/G:37/B:38
- (缶)R:157/G:170/B:179
- 描画モード:通常
色塗りはタブレットなくても平気だよ。マウスで十分。ブラシツールの太さはキーボードの [ と ] の二つで手軽にコントロールできるからね。塗り方のコツはね・・・
- ざっくり塗る(B)
- はみ出した部分を消しゴムツールで消す(E)
- 部分的に指先ツールでぼかす(R)
てカンジ。(B)とか(R)ってなってんのはショートカットキーのことね。ツールを持ち帰るのに右手のマウス使っちゃうと時間食うから、左手でこなすようにね。
ここでPhotoshopお決まりの格言を一つ。
左手を制するものはPhotoshopを制する
次回はペンキ塗る人を塗る人編

第六回はフリーフォントつかっちゃうよ!
年賀イラストだから例のお決まりの文句いるでしょ?アレ。謹賀新年とか、賀正とか、Happy New Year!とかさ。せっかく左側の壁に空白作ってあんだから入れちゃおー。
フリーフォントで十分
ググれば商用・使用フリーなフォントデータっていっぱい落ちてるんだよね。便利な世の中になったもんだ。作ってくれてるクリエイターさん達にありがとう言いながら使ってね。
今回お世話になったのはBleeding Cowboysっていうフォント。
「木壁にペンキで書いた文字」っていう設定だから、グランジ風のかすれたフォントがいいよ。手抜きで雰囲気でるからありがてぇ!
手抜きつっても、ひと手間怠るなつーの
これ大事ね。お料理とかにも隠し味とかあるでしょ?ちょっとしたひと手間くらいなら時間かかんないんだからやった方がいいって話。
じゃ、壁文字のひと手間作業は以下を参考にしてね。
- フォントをラスタライズする
- 木壁の段差ごとに選択して、ズラす
じゃ、レイヤー構成。

ポイントは、グループ自体にマスクがかかってるとこかな。レイヤーごとの詳細もみてみよう。
- (レイヤーグループ自体に壁マスクをかける=壁以外に文字がかからないように)
- Happy
- R:229/G:42/B:104
- 描画モード:乗算
- New
- R:229/G:42/B:104
- 描画モード:乗算
- Year!
- R:229/G:42/B:104
- 描画モード:乗算
第六回は簡単すぎたね。あ、フォントは好きなの使っていいからね~。
次回はペンキ缶を塗っていくぜぇ

第五回はトラの絵に色付け~
トラの絵は「木壁に描いたペンキの絵」という設定を踏まえて進めるのが重要。コツとしては、ちょい彩度高めの色をベタ塗りしてくことね。
実際のレイヤー構成は下の通り。

じゃ、レイヤーごとの詳細ね。
- 白
- R:255/G:255/B:255
- 不透明度:52%
- 描画モード:通常
- 目
- R:97/G:149/B:114
- 描画モード:乗算
- 黒
- R:122/G:122/B:122
- 描画モード:乗算
- 鼻
- R:201/G:103/B:111
- 描画モード:乗算
- 黄色
- R:238/G:194/B:73
- 描画モード:乗算
トラの絵は、第四回で塗った壁レイヤーグループの上にくるから「白」以外は全部乗算で重ねてる。
「乗算」はその名のとおり「色の掛け合わせ」
「乗算」って便利だから、陰影やグラデーション作るのに多様しやすいんだけど、短所もあるんだよね~。実際にやれば分かるんだけど色が暗くなるの。彩度も落ちてくる。でも、今の段階では気にしなくていいよ。面倒でしょw
Photoshopには色調補正という便利機能が充実してるから、細かい色味は、後でも変更効くんだね~べんりだなオイ。そのためにも、選択範囲は細かく作っておくと便利だよ!
はい、今日のまとめ!
「面倒なことは後回し!」
ただ、後で痛い目みるの自分だかんねw
次回は、「Happy New Year!」の壁文字だよ!

第四回からは色塗り!まず壁を塗るよ。
第三回で描いた下絵をスキャンしたら、あとは色塗るだけ!Photoshopで。
色塗りのコツは以下のとおりね。
- パーツごとに選択範囲をつくる(アルファチャンネル)
- 塗る箇所ごとにレイヤーをグループ化しておく
- 下絵レイヤーは一番上に置いて ” 乗算 ”
- 色レイヤーは乗算で重ねて ” 塗り重ね ” を表現
木壁だから木目もしっかり表現しとこ。
レイヤー構成はこんな感じ。タイトルの画像と合わせてみるといいよ。

「壁」グループの中に壁用の着色レイヤーが並んでるわけだけど、テキトーに並んでるわけじゃないかんね。各レイヤーの描画モードと色情報を下に書いていくけど、マネしなくていいよ。色なんて自分の好みが一番。小学校の図工の授業で言われたでしょ?
「世界をキミ色にそめてまえくぁwせdrftgyふじこlp」
じゃ、詳細書いてこか。
順番はレイヤー画像どおり。
- レベル補正(レイヤー>新規調整レイヤー>レベル補正)
- 入力レベル(シャドー):37
- 入力レベル(中間色):1.82
- 入力レベル(ハイライト):243
- ペイント部分の溝
- R:155/G:155/B:155
- フィルタ>ノイズを加える(グレースケールノイズ37%)
- フィルタ>ぼかし(ガウス)>0.1pxel
- トラペイント
- トラ正面写真をグレースケール&カットアウトし張り込む
- レイヤーマスクで不要箇所をくりぬく
- 描画モード:ハードライト
- 不透明度:86%
- 段差影
- R:109/G:124/B:111
- 描画モード:乗算
- 木目02
- R:181/G:183/B:174
- 描画モード:乗算
- 木目01
- R:158/G:160/B:151
- 描画モード:乗算
- 色002
- R:166/G:198/B:188
- 描画モード:乗算
- 色001
- R:131/G:184/B:198
- 描画モード:通常
色に迷ったら写真から拝借しちゃえばいいじゃない。
壁着色で一番の手抜きポイントは、トラペイントのレイヤーね。時間があればイチから塗ってもいいんだけど、せっかく写真依存で作ってるんだから手を抜いちゃえばいいよ!
トラ正面写真をグレースケールにしたら、フィルタ>アーティスティック>カットアウト を実行。目的の箇所に張り込んだら、壁以外の不要なところにマスクかけちゃえばOK。
木目レイヤーも一緒。
フリー素材で木目調の画像いっぱい落ちてるから好きなのみっけたら、同じ工程繰り返すだけ。コツは、やりすぎないことね。あんまやるとイラストっぽくなくなっちゃうから。
じゃ、次回は壁のトラに色つけてくから。

第三回は下絵編
いきなり画力が問われる工程ww でも安心して!絵心がなくても何とかなる方法もあるから。この工程で必要なものは以下のとおり。
絵心がない人は以下のものが追加で必要だよ。
- 飽きずに頑張れるやる気
-
- プリンタ
- ライトボックス(下から光で照らすヤツ。無ければ日光でおk)
- クリップ
さっそく描いていこう!
第二回の工程を踏まえて、「虎の後ろ向き座り姿」「陶器と壁」「虎の正面」画像の三枚を採用。この三枚から得たひらめきは「壁に描かれた虎のペイントを眺める虎の後姿」
って文章にしても分かりづらいから下で図解どーん!

描いてる途中で、正面向いてる虎の写真が「ホワイトタイガー」であることに気づく。ホワイトタイガーかわえぇ。後姿の虎をホワイトタイガーにして、壁の虎の絵を黄色い虎にしよう!「雪国に住むホワイトタイガーがまだ見ぬ黄色いトラの絵を眺める図」てトコか。イラストが完成するまでのモチベーションにもなるから、軽い物語性はあった方がいいかな。
このイラストをきっかけにさらに物語性を深めていく・・・。
- 「寒そうだからホワイトタイガーに帽子かぶせてあげよう」
- 「服きせたらトラ柄が分からなくなるから却下」
- 「壁のトラの絵を描いている人を追加」
- 「ペンキ缶が足元にあると雰囲気でるな」
- 「雪かきしたスコップも欲しいな~」
こんな具合に追加要素がひらめいてきたら、第二回同様にフリーフォトサイトで該当する写真を探す作業開始!またまた文章じゃ伝わりづらいから下に図解をどーん!

これでイラストの下絵が完成!スキャナでパソコンに取り込めば下絵編終了。
絵心が無い人は、パーツごとに下絵を描くといいよ。
今回の場合、写真メインのイラストだから絵心なくてもなんとかなる。手順例は以下のとおり。
- 写真をプリント
- プリントした写真の上に白紙を重ねる(クリップでとめる)
- ライトボックスか日光で透かしてなぞる
- 描いた絵をスキャン
- Photoshopで各下絵を合成して一枚の下絵を完成させる
これで、絵心なくても下絵ができる。Photoshopの合成テクについてはまたの機会ってことで。次回第四回は着色スタート!色塗りが苦手な人でもなんとかなるはず。

第二回は準備編!どーん!
万事、準備が整うことはナイなんて言ってるヤツ!最低限の準備は必要だー!ばーろーがっ
暗中模索すぎんなってこと。足元照らすライトくらいは用意しとけと。
ひらめきはフリーフォトサイトから
テーマが決まったら、次はインスピレーション、ひらめきが必要。ひらめきは降って沸いてはこないので、自分から探しに行くことが大事だよ。
今回はフリーフォト素材サイトを存分に使っていく事に。著作権とかには要注意なんだけど、そのまま使うワケではないので多分問題ない。
でも、やっぱり心配だぁってことで「商用フリー」のモノだけ使うのが安全かな~。
今回お世話になったフリーフォトサイト
第一回でキーワードを決めたワケだけど。それがこの工程で役に立ってくる。
「虎」「冬」「雪」の3つね。読んでなくて気になる人は ” 第一回はじめに ” を読んでね。
キーワードに関連するフリーフォトを検索する
先に紹介したフリーフォトサイトはどっちも海外サイトだから、検索するときは英語にしなくちゃダメ。「虎」は「tiger」、「冬」は「winter」、「雪」は「snow」。単語を英語にするだけだから簡単でしょ。この英単語をフリーフォトサイトのサイト内検索ボックス内にぶっこんでEnter押せばいろんな写真が出てくるよ!
検索結果で出てきたフリーフォトたちは、のんびり眺めてるだけじゃダメだよ。ひらめきそうな自分好みの写真を厳選して自分のPCに保存していこうっ!
厳選写真からひらめきを得る
「tiger」「winter」「snow」の3キーワードから保存した写真は以下のとおり
- 「tiger」からは、虎の写真を数点
- 「winter」からは、北欧風の雪景色写真を数点
- 「snow」からは、雪の結晶、降雪の風景写真を数点
この中の虎の後姿写真がかわいかったので、主役に採用!
ちょこんとお座りをしている仕草から、座らせたい風景写真を選ぶことに。
ちなみに、Flickrなんかの写真共有サイトはスルー。今回のイラストは写真に頼った作りをするのでなるべく商用・私用共にフリーが安全。インスピレーションを得るためだけなら便利だと思うけどね。言うまでもないけどGoogleやYahoo! なんかのイメージ検索もスルーね。
次回は、いよいよ下絵編だー!ペンだこ作っとくように

タイトルで ” プロっぽい ” って書いたけど、一応6年間プロイラストレーターでやってきた経験則ね。上のイラストが完成するまでを、可能なかぎり詳細に書いていくよ。
第一回はテーマの設定について
いきなり何もない状態から物はつくれない。プロもアマもソレ一緒。
まずは、目的が必要なわけだけど、今回は ” 年賀状 ” ね。
” 年賀状 ” には元々「テーマ」があるからラクチーン!
年賀状のテーマは ” 虎 ” 。一月のイメージは ” 冬と雪 ”
ありきたりなテーマだけど大丈夫。カッコつけてひねって考えてると時間がドンドン過ぎていくので要注意!この工程はスピード重視、即断即決でお願いしまぁす。
連想していくのもアリかも。年賀状→新年→初日の出とか。干支→虎→ティガー(ディズニーの虎キャラね)とかね。
実はここで決めたキーワードが次の工程で役に立ってくんの。
てことで、次回は準備編
「はやく描きはじめろよ」と思ってる人は、第二回から読んだらいいよ!って最後に書くなてかw